スリーヒントクイズカード2

ことばヒントカード2 使い方ガイド
ことばを育てるカード教材

ことばヒントカード2

だれ・どこ・なにしてる


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GUIDE
3つの使い方
3つの使い方
このカードには3つの使い方があります。
A
スリーヒントクイズとして遊ぶ
3つのヒントを聞いてカードを当てるゲームとして楽しめます。
B
質問の種類を区別する練習に使う
1つの絵の中から複数の質問をされた場合の、答えを切り替える練習に使います。
C
文字カードを使った練習
単語から2語文・3語文へ広げる練習や、構音トレーニングに使えます。
対象となるお子さん

言葉の発達が気になるお子さんから、知育として使いたいご家庭まで幅広く使えます。言語訓練・療育、ご家庭で広く活用できます。

わが子の言語訓練の経験から、ことばは知っているのに質問が変わると答えられないという場面に気づきました。その力を育てるために作った教材です。数多くの療育機関や支援学級などでも活用していただいています。

FEATURES
このカードの特長
特長① シンプルな絵柄

お子さんが区別しやすい動作としてばんざいしてる・ないてる・じゃんぷしてるを選びました。公園、トイレ、お風呂はできるだけシンプルにしたことで質問に集中できます。

また、「男の子・女の子」という発音が難しいお子さんにも気軽に取り組んでいただけるよう、人物ではなく犬とうさぎで構成しています。

絵柄カード18枚
絵柄カード18枚
特長② シンボルカードが答えの手がかりを持っている

「どこ?」等質問が書かれたシンボルカードにはそれぞれの見本がついています。質問付きカード、それぞれの見本カードからなるシンボルカードを活用します。質問の意味が言葉だけでなく目でも分かるように作られています。

シンボルカード11枚
シンボルカード11枚
特長③ 文字カードがある

シンボルカードの裏面にはひらがなが書かれています。ひらがなの導入、2語文・3語文の練習に加えて「が」「で」の助詞カードを使って、文作りへと発展できます。

文字カード
裏面はひらがな表記

文章づくり
「が」「で」カードを使用した文章作り
USE A
A クイズとして遊ぶ
使い方A スリーヒントクイズとして遊ぶ

3つのヒントを聞いて、当てはまるカードを1枚選ぶゲームとして楽しめます。耳で聞いた情報を覚えながら考えるので、聴覚的識別とワーキングメモリを自然に鍛えることができます。

また、役割を交代しお子さんがヒントを出し、該当する絵柄カードを大人が選ぶようにすると、言葉を使って伝える力を育てることができます。

スリーヒントクイズの実際のやり方

絵柄カードをテーブルに並べます。大人が3つのヒントを言い、お子さんが当てはまる1枚を選びます。

大人:いぬです。こうえんです。じゃんぷしてる。どれかな?
子ども:(犬が公園でジャンプしているカードを)これ!
繰り返すことで育つ力
聴覚的識別
言葉を聞き分ける力
ワーキングメモリ
複数の情報をためておく力
情報の組み合わせ
条件を整理して考える力
スリーヒントカードとして遊ぶ
スリーヒントカードとして遊ぶ
USE B-1
B-1 質問の区別とは?
こんな経験はありませんか?
質問が分からない
これはなぜ起きるのか

ことばを知らないわけではなく、「今何を答える質問なのか」を整理することが難しいからです。

このカードでできること

「今何を聞かれているか」を目で確認しながら進められるので、言葉だけでは分かりにくいお子さんも、無理なく質問を区別する力を育てることができます。

USE B-2
B-2 ステップ別ガイド
これは「使い方B 質問の種類を区別する練習」のためのガイドです。
0
ステップ0 質問の種類を知る

このステップで目指すこと
「質問には種類がある」ことを知る。答えはまだ求めません。

用意するもの

シンボルカード

やり方

質問が書かれた3枚のシンボルカードを並べて1枚ずつ指しながら説明します。

これは、どこ?こうえん、といれ、おふろ。
これは、なにしてる?ばんざいしてる、ないてる、じゃんぷしてる。
これは、だれ?いぬ、うさぎ。
質問カードの種類を説明する
この質問にはこの中から選ぶよ
1
ステップ1 1つの質問だけに答える

このステップで目指すこと
1種類の質問に集中して、正しい種類の答えを選べるようになる。

場所を答える練習(どこ?)

シンボルカードを並べます。絵柄カードを1枚見せて「どこ?」と聞き、シンボルカードの中から正しいものをお子さんに選んでもらいます。

1つだけ質問する
シンボルカードを使って正解を選ぶ
2
ステップ2 質問に合わせて絵柄カードを仕分ける

このステップで目指すこと
質問(どこ)を意識して絵柄カードを分けます。

用意するもの

「どこ?」に関するシンボルカード、絵柄カード

やり方

「どこ?」のシンボルカードをテーブルに置き、大人が絵柄カードを1枚ずつ手に取りながら声に出して仕分けし、まず見本を見せます。必要な情報に注目し、共通する属性でカードを分類する作業です。

「どこ? おふろ」
「どこ? こうえん」
「どこ? といれ」
   

やり方がわかったらお子さんに仕分けをしてもらいます。

何の仕分け
仕分けの見本を見せる
コツ:最初はうさぎの絵柄カードは混ぜず、いぬの絵柄のカードだけを使うと混乱しにくくなります。
3
ステップ3 絵柄カード1枚に対して質問を変える
このカードの使い方Bの核心となるステップです。

このステップで目指すこと
「同じカードでも質問が変わると答えが変わる」ことに気づく。質問の意味に注目する。

やり方

絵柄カードを1枚だけテーブルに置きます。まずは「どこ?」に関連するシンボルカードだけ並べます。

どこ? おふろだね(と言っておふろのシンボルカードを指さします)

次に「なにしてる?」に関連するシンボルカードを下に並べ、1枚の絵柄カードに別の質問をします。

なにしてる? じゃんぷしてるね(と言ってじゃんぷしてるシンボルカードを指さします)

次に「だれ?」に関連するシンボルカードをさらに下に並べて質問をします。

だれ? いぬだね(と言って犬のシンボルカードを指さします)

やり方が分かったら次はシンボルカードを全部並べた状態のまま、絵柄カードだけを変えてお子さんに質問し、合っているもの指さしてもらいましょう。 必ず「なにしてる?」や「だれ?」カードを大人が指さして質問してから選んでもらいましょう。

1枚の絵に対して複数の質問をする
1枚の絵に対して複数の質問をする
それぞれの質問に慣れたら:STEP2では「どこ?」で分けましたが、「なにしてる?」や「だれ?」でも仕分けに挑戦してみましょう。
4
ステップ4 マトリックス(表)に並べる

このステップで目指すこと
2種類の情報を同時に整理して考えられるようになる。

やり方

まず、縦にどこ、横になにしてるのシンボルカードを並べておきます。たてと横で交差する場所に合う絵柄カードを置いてもらいます。

例えば「といれ」と言いながらといれの行を指で横にたどってから、「ないてる」と言いながらないてるの列を縦にたどって位置を確認しながらおこないます。

マトリックス表に並べる
縦に「どこ」、横に「なにしてる」を並べた場合
コツ:だれとなにしてる、だれとどこなど、2種類の組み合わせを変えながら試してみましょう。
5
ステップ5 質問に合わせてカードを集める

このステップで目指すこと
シンボルカードなしで質問を聞き分けられるようになる。

やり方

絵柄カードを6〜9枚並べます。お子さんに「どこ?」と聞いてもらい、大人は「おふろ」などランダムに指定します。お子さんに当てはまるカードを全部選んでもらいます。一度カードを戻してから「だれ?」「なにしてる?」も同様におこないます。

どこ?
おふろ (おふろのカードを全部選んでもらう)
条件に合うカードを全部選ぶ
条件に合うカードを全部選ぶ
できるようになったら

使い方Aの「スリーヒントクイズ」にも挑戦してみましょう。難しい場合は、まずは2つのヒントを組み合わせるところから始めてみてください。また、ランダムに並べず、場所別、動作別など種類別に並べると取り組みやすいです。

USE C
C 文字カードの活用方法
1. 発音練習(構音トレーニング)

繰り返し声に出すことで、正確な発音を練習します。

やり方

シンボルカードを裏返してひらがなの面をむけ、大人と一緒に声に出して読みます。

ひらがなを読む
裏返して読む
コツ:お子さんが好きなカードから始めると取り組みやすくなります。
2. 2語文・3語文を作る練習

単語で答えていたものを文の形で表現できるようになることを目指します。カードを並べることで文の構造を目で見て理解します。

用意するもの

助詞カード「が」「で」、絵柄カード、対応するシンボルカード

やり方(基本)

まず絵柄カードを1枚選びます。次にその下に対応するシンボルカードを並べます。シンボルカードを裏返すと文字になり、文として読む練習ができます。

慣れてきたら「が」「で」をつけ足して文章にしてみましょう。

単語をつなげて読む
つなげて読む
3. こんな使い方もできます(文字の入門練習)

シンボルカードを裏返して文字が見える状態で数枚並べておきます。大人が「おふろ」と言ったら、その文字カードを選ぶ練習ができます。

ADVANCED
応用あそび
逆クイズ

絵柄カードを並べておきます。お子さんが「どこ?」「だれ?」「なにしてる?」と質問し、大人が答えます。

お子さんはその答えをもとに、当てはまるカードを選びます。

質問側を経験することで、「どんな質問をすると、どんな答えが返ってくるのか」を理解しやすくなります。

どこ?
といれ
だれ?
いぬ
神経衰弱(応用版)

絵柄カードを裏返して並べます。質問付きのシンボルカードを1枚引き、お題を決めます。

たとえば「どこ?」カードを引いた場合は、「おふろ」2枚や「といれ」2枚など同じ属性のカードを集めます。

遊びながら、「今はどこを答える」「今はだれを答える」と質問を切り替える練習が自然にできます。

PRODUCT
商品内容
商品内容(合計31枚)

絵柄カード 18枚
公園・トイレ・おふろ × ばんざいしてる・ないてる・じゃんぷしてる × 犬・うさぎ

シンボルカード(文字カード) 11枚

助詞カード 2枚
が・で

※シンボルカードの裏にひらがなが記載されています
名刺サイズ・厚口マット紙

カード31枚とQRコードカード
カード31枚+取り扱いガイドQRコード付きカード
別バージョンについて

なに・なにいろ・おおきい、ちいさいを扱った別バージョンも販売しています。

カード31枚とQRコードカード
ことばヒントカード1
ご使用上の注意
  • 小さなお子さまが口に入れないようご注意ください。
  • 水濡れや強い折れ曲がりにご注意ください。
保護者の方へ

この教材は、「正解を急がせること」よりも、「質問を聞く」「考える」「切り替える」経験を積み重ねることを大切にしています。

間違えても大丈夫です。「今は何を聞かれているかな?」を一緒に確認しながら、楽しく取り組んでみてください。

ことばヒントカード2 使い方ガイド
だれ・どこ・なにしてる