スリーヒントカード1:取扱説明書

ことばヒントカード1 使い方ガイド
ことばを育てるカード教材

ことばヒントカード1

なに・なにいろ・おおきい・ちいさい


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GUIDE
3つの使い方
3つの使い方
このカードには3つの使い方があります。
A
スリーヒントクイズとして遊ぶ
3つのヒントを聞いてカードを当てるゲームとして楽しめます。
B
質問の種類を区別する練習に使う
1つの絵の中から複数の質問をされた場合の、答えを切り替える練習に使います。
C
文字カードを使った練習
単語から2語文・3語文へ広げる練習や、構音トレーニングに使えます。
基本の言葉がまだ不安定なお子さんへ

質問の練習に入る前に色・物の名前、大きい小さいの理解の練習から始めてください。

対象となるお子さん

言葉の発達が気になるお子さんから、知育として使いたいご家庭まで幅広く使えます。言語訓練・療育、ご家庭で広く活用できます。

わが子の言語訓練の経験から、ことばは知っているのに質問が変わると答えられないという場面に気づきました。その力を育てるために作った教材です。数多くの療育機関や支援学級などでも活用していただいています。

FEATURES
このカードの特長
特長① シンプルな絵柄

飛行機・車・傘の3種類に、赤・青・黄の3色、大・小の2サイズだけで作っています。複雑な絵柄がなく、色・形・大きさだけに集中できます。

絵柄カード18枚
絵柄カード18枚
特長② シンボルカードが答えの手がかりを持っている

「なにいろ?」等質問が書かれたシンボルカードにはそれぞれの見本がついています。質問付きカード、それぞれの見本カードからなるシンボルカードを活用します。質問の意味が言葉だけでなく目でも分かるように作られています。

シンボルカード11枚
シンボルカード11枚
特長③ 文字カードがある

シンボルカードの裏面にはひらがなが書かれています。ひらがなの導入、2語文・3語文の練習に加えて「これは」「です」の文カードを使って、文作りへと発展できます。

文字カード
裏面はひらがな表記

文章づくり
「これは」「です」カードを使用した文章作り
USE A
A クイズとして遊ぶ
使い方A スリーヒントクイズとして遊ぶ

3つのヒントを聞いて、当てはまるカードを1枚選ぶゲームとして楽しめます。耳で聞いた情報を覚えながら考えるので、聴覚的識別とワーキングメモリを自然に鍛えることができます。

また、役割を交代しお子さんがヒントを出し、該当する絵柄カードを大人が選ぶようにすると、言葉を使って伝える力を育てることができます。

スリーヒントクイズの実際のやり方

絵柄カードをテーブルに並べます。大人が3つのヒントを言い、お子さんが当てはまる1枚を選びます。

大人:あかいです。おおきいです。くるまです。どれかな?
子ども:(赤い大きい車を選んで)これ!
繰り返すことで育つ力
聴覚的識別
言葉を聞き分ける力
ワーキングメモリ
複数の情報をためておく力
情報の組み合わせ
条件を整理して考える力
スリーヒントカードとして遊ぶ
スリーヒントカードとして遊ぶ
USE B-1
B-1 質問の区別とは?
こんな経験はありませんか?
質問が分からない
これはなぜ起きるのか

ことばを知らないわけではなく、「今何を答える質問なのか」を整理することが難しいからです。

このカードでできること

「今何を聞かれているか」を目で確認しながら進められるので、言葉だけでは分かりにくいお子さんも、無理なく質問を区別する力を育てることができます。

USE B-2
B-2 ステップ別ガイド
これは「使い方B 質問の種類を区別する練習」のためのガイドです。
0
ステップ0 質問の種類を知る

このステップで目指すこと
「質問には種類がある」ことを知る。答えはまだ求めません。

用意するもの

シンボルカード

やり方

質問が書かれた3枚のシンボルカードを並べて1枚ずつ指しながら説明します。

これは「なにいろ?」あか、きいろ、あお
これは「なに?」くるま、ひこうき、かさ。
これは「おおきい?ちいさい?」おおきい、ちいさい。
質問カードの種類を説明する
この質問にはこの中から選ぶよ
1
ステップ1 1つの質問だけに答える

このステップで目指すこと
1種類の質問に集中して、正しい種類の答えを選べるようになる。

物の名前の練習(なに?)

シンボルカードを並べます。絵柄カードを1枚見せて「なに?」と聞き、シンボルカードの中から正しいものをお子さんに選ばせます。

1つだけ質問する
シンボルカードを使って正解を選ぶ
2
ステップ2 質問に合わせて絵柄カードを仕分ける

このステップで目指すこと
質問(なに)を意識して絵柄カードを分けます。

用意するもの

「なに?」に関するシンボルカード、絵柄カード

やり方

「なに?」のシンボルカードをテーブルに置き、大人が絵柄カードを1枚ずつ手に取りながら声に出して仕分けし、まず見本を見せます。

「なに? くるま」
「なに? ひこうき」
「なに? かさ」

やり方がわかったらお子さんに仕わけをしてもらいます。

何の仕分け
仕分けの見本を見せる
コツ:最初は小さい絵柄カードは混ぜず、大きい絵柄のカードだけを使うと混乱しにくくなります。
3
ステップ3 絵柄カード1枚に対して質問を変える
このカードの使い方Bの核心となるステップです。

このステップで目指すこと
「同じカードでも質問が変わると答えが変わる」ことに気づく。質問の意味に注目する。

やり方

絵柄カードを1枚だけテーブルに置きます。まずは「なに?」に関連するシンボルカードだけ並べます。

なに? ひこうきだね(と言って飛行機を指さします)

次に「なにいろ?」に関連するシンボルカードを下に並べ、1枚の絵柄カードに別の質問をします。

なにいろ? これはあおだね(と言って青を指さします)

次に「おおきい?ちいさい?」に関連するシンボルカードをさらに下に並べて質問をします。

おおきい?ちいさい? おおきいね(と言って大きいを指さします)

やり方が分かったら次はシンボルカードを全部並べた今の状態のまま、絵柄カードだけを変えてお子さんに質問し、合ってるもの指さしてもらいましょう。 必ず「なに?」や「なにいろ?」カードを大人が指さして質問してから選んでもらいましょう。

1枚の絵に対して複数の質問をする
1枚の絵に対して複数の質問をする
それぞれの質問に慣れたら:STEP2では「なに?」で分けましたが、「なにいろ?」や「おおきい?ちいさい?」でも仕分けに挑戦してみましょう。
4
ステップ4 マトリックス(表)に並べる

このステップで目指すこと
2種類の情報を同時に整理して考えられるようになる。

やり方

まず、縦に色のカード、横にもののカードを並べておきます。「あかいくるまはどこにおく?」と聞いて、たてと横で交差する場所に合う絵柄カードを置いてもらいます。

例えば「あかい」と言いながら赤の行を指で横にたどってから、「くるま」と言いながら車の列を縦にたどって位置を確認しながらおこないます。
マトリックス表に並べる
縦に「なにいろ」、横に「なに」のカードを並べた場合
コツ:色と名前、名前と大きさ、色と大きさなど、2種類の組み合わせを変えながら試してみましょう。
5
ステップ5 質問に合うカードを全部選ぶ

このステップで目指すこと
条件に合う複数のカードをまとめて見つけられるようになる。

やり方

絵柄カードを6〜9枚並べます。お子さんに「ないいろ?」と聞いてもらい、大人は「赤」などランダムに指定します。お子さんに当てはまるカードを全部選んでもらいます。

なにいろ?
あか (赤のカードを全部選んでもらう)
条件に合うカードを全部選ぶ
条件に合うカードを全部選ぶ
できるようになったら

使い方Aの「スリーヒントクイズ」にも挑戦してみましょう。難しい場合は、まずは2つのヒントを組み合わせるところから始めてみてください。また、はじめはランダムに並べず、色別、物の種類別などで並べると取り組みやすいです。

USE C
C 文字カードの活用方法
1. 発音練習(構音トレーニング)

繰り返し声に出すことで、正確な発音を練習します。

やり方

シンボルカードを裏返してひらがなを出し、大人と一緒に声に出して読みます。

ひらがなを読む
裏返して読む
コツ:お子さんが好きな色や物のカードから始めると取り組みやすくなります。
2. 2語文・3語文を作る練習

単語で答えていたものを文の形で表現できるようになることを目指します。カードを並べることで文の構造を目で見て理解します。

用意するもの

文カード「これは」「です」、絵柄カード、対応するシンボルカード

やり方(基本)

まず絵柄カードを1枚選びます。次にその下に対応するシンボルカードを並べます。シンボルカードを裏返すと文字になり、文として読む練習ができます。

なれてきたら文カード「これは」「です」をつけ足して文章にしてみましょう。

単語をつなげて読む
単語をつなげて読む
慣れてきたら

シンボルカードを3枚使って「これはあかいおおきいくるまです」のように3語の文を作ることもできます。

3. こんな使い方もできます(文字の入門練習)

シンボルカードを裏返して文字が見える状態で数枚並べておきます。大人が「あか」と言ったら、その文字カードを選ぶ練習ができます。

ADVANCED
応用あそび
クイズ

絵柄カードを並べて置きます。お子さんが質問して大人が答えた内容を元に正しいカードを選びます。

子ども:なにいろ?
あか
なに?
かさ
神経衰弱(応用版)

絵柄カードを裏返して並べます。質問付きのシンボルカードを1枚引き、お題を決めます。

たとえば「なにいろ?」カードを引いた場合は、「あか」2枚や「あお」2枚など同じ属性のカードを集めます。

遊びながら、「今は色を答える」「今はなにを答える」と質問を切り替える練習が自然にできます。

PRODUCT
商品内容
商品内容(合計31枚)

絵柄カード 18枚
飛行機・車・傘 × 赤・青・黄 × 大・小

シンボルカード(文字カード) 11枚
なに?/なにいろ?/おおきい・ちいさい?/色カード(赤・青・黄)/飛行機・車・傘・大きい丸・小さい丸

文カード 2枚
これは・です

※シンボルカードの裏にひらがなが記載されています
名刺サイズ・厚口マット紙

カード31枚とQRコードカード
カード31枚+取り扱いガイドQRコード付きカード
別バージョンについて

だれ・どこ・なにしてるを扱った別バージョンも販売しています。

ご使用上の注意
  • 小さなお子さまが口に入れないようご注意ください。
  • 水濡れや強い折れ曲がりにご注意ください。
保護者の方へ

この教材は、「正解を急がせること」よりも、「質問を聞く」「考える」「切り替える」経験を積み重ねることを大切にしています。

間違えても大丈夫です。「今は何を聞かれているかな?」を一緒に確認しながら、楽しく取り組んでみてください。

ことばヒントカード1 使い方ガイド
なに・なにいろ・おおきい・ちいさい