ことばヒントカード2
だれ・どこ・なにしてる
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言葉の発達が気になるお子さんから、知育として使いたいご家庭まで幅広く使えます。言語訓練・療育、ご家庭で広く活用できます。
わが子の言語訓練の経験から、ことばは知っているのに質問が変わると答えられないという場面に気づきました。その力を育てるために作った教材です。数多くの療育機関や支援学級などでも活用していただいています。
お子さんが区別しやすい動作としてばんざいしてる・ないてる・じゃんぷしてるを選びました。公園、トイレ、お風呂はできるだけシンプルにしたことで質問に集中できます。
また、「男の子・女の子」という発音が難しいお子さんにも気軽に取り組んでいただけるよう、人物ではなく犬とうさぎで構成しています。
「どこ?」等質問が書かれたシンボルカードにはそれぞれの見本がついています。質問付きカード、それぞれの見本カードからなるシンボルカードを活用します。質問の意味が言葉だけでなく目でも分かるように作られています。
シンボルカードの裏面にはひらがなが書かれています。ひらがなの導入、2語文・3語文の練習に加えて「が」「で」の助詞カードを使って、文作りへと発展できます。
3つのヒントを聞いて、当てはまるカードを1枚選ぶゲームとして楽しめます。耳で聞いた情報を覚えながら考えるので、聴覚的識別とワーキングメモリを自然に鍛えることができます。
また、役割を交代しお子さんがヒントを出し、該当する絵柄カードを大人が選ぶようにすると、言葉を使って伝える力を育てることができます。
絵柄カードをテーブルに並べます。大人が3つのヒントを言い、お子さんが当てはまる1枚を選びます。
ことばを知らないわけではなく、「今何を答える質問なのか」を整理することが難しいからです。
「今何を聞かれているか」を目で確認しながら進められるので、言葉だけでは分かりにくいお子さんも、無理なく質問を区別する力を育てることができます。
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ステップ0 質問の種類を知る
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このステップで目指すこと
「質問には種類がある」ことを知る。答えはまだ求めません。
シンボルカード
質問が書かれた3枚のシンボルカードを並べて1枚ずつ指しながら説明します。
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ステップ1 1つの質問だけに答える
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このステップで目指すこと
1種類の質問に集中して、正しい種類の答えを選べるようになる。
シンボルカードを並べます。絵柄カードを1枚見せて「どこ?」と聞き、シンボルカードの中から正しいものをお子さんに選んでもらいます。
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ステップ2 質問に合わせて絵柄カードを仕分ける
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このステップで目指すこと
質問(どこ)を意識して絵柄カードを分けます。
「どこ?」に関するシンボルカード、絵柄カード
「どこ?」のシンボルカードをテーブルに置き、大人が絵柄カードを1枚ずつ手に取りながら声に出して仕分けし、まず見本を見せます。必要な情報に注目し、共通する属性でカードを分類する作業です。
やり方がわかったらお子さんに仕分けをしてもらいます。
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ステップ3 絵柄カード1枚に対して質問を変える
このカードの使い方Bの核心となるステップです。
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このステップで目指すこと
「同じカードでも質問が変わると答えが変わる」ことに気づく。質問の意味に注目する。
絵柄カードを1枚だけテーブルに置きます。まずは「どこ?」に関連するシンボルカードだけ並べます。
次に「なにしてる?」に関連するシンボルカードを下に並べ、1枚の絵柄カードに別の質問をします。
次に「だれ?」に関連するシンボルカードをさらに下に並べて質問をします。
やり方が分かったら次はシンボルカードを全部並べた状態のまま、絵柄カードだけを変えてお子さんに質問し、合っているもの指さしてもらいましょう。 必ず「なにしてる?」や「だれ?」カードを大人が指さして質問してから選んでもらいましょう。
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ステップ4 マトリックス(表)に並べる
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このステップで目指すこと
2種類の情報を同時に整理して考えられるようになる。
まず、縦にどこ、横になにしてるのシンボルカードを並べておきます。たてと横で交差する場所に合う絵柄カードを置いてもらいます。
例えば「といれ」と言いながらといれの行を指で横にたどってから、「ないてる」と言いながらないてるの列を縦にたどって位置を確認しながらおこないます。
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ステップ5 質問に合わせてカードを集める
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このステップで目指すこと
シンボルカードなしで質問を聞き分けられるようになる。
絵柄カードを6〜9枚並べます。お子さんに「どこ?」と聞いてもらい、大人は「おふろ」などランダムに指定します。お子さんに当てはまるカードを全部選んでもらいます。一度カードを戻してから「だれ?」「なにしてる?」も同様におこないます。
使い方Aの「スリーヒントクイズ」にも挑戦してみましょう。難しい場合は、まずは2つのヒントを組み合わせるところから始めてみてください。また、ランダムに並べず、場所別、動作別など種類別に並べると取り組みやすいです。
繰り返し声に出すことで、正確な発音を練習します。
シンボルカードを裏返してひらがなの面をむけ、大人と一緒に声に出して読みます。
単語で答えていたものを文の形で表現できるようになることを目指します。カードを並べることで文の構造を目で見て理解します。
助詞カード「が」「で」、絵柄カード、対応するシンボルカード
まず絵柄カードを1枚選びます。次にその下に対応するシンボルカードを並べます。シンボルカードを裏返すと文字になり、文として読む練習ができます。
慣れてきたら「が」「で」をつけ足して文章にしてみましょう。
